藤沢市議会 2016-03-10 平成28年 2月 定例会−03月10日-04号
昨日、大津地裁は、高浜原発運転差しとめ請求を認める画期的な判決を下しました。世界最高水準の規制基準に適合したからと再稼働を認めてきた政府の責任が問われるところであります。 また、母港の横須賀港に昨年10月に配備された米原子力空母ロナルド・レーガンには原発2基が積載されております。横須賀で重大事故が発生すれば、首都圏3,600万人の命にかかわることになります。
昨日、大津地裁は、高浜原発運転差しとめ請求を認める画期的な判決を下しました。世界最高水準の規制基準に適合したからと再稼働を認めてきた政府の責任が問われるところであります。 また、母港の横須賀港に昨年10月に配備された米原子力空母ロナルド・レーガンには原発2基が積載されております。横須賀で重大事故が発生すれば、首都圏3,600万人の命にかかわることになります。
大飯原発の運転差しとめ訴訟で福井地方裁判所は、他の科学技術の多くが運転停止操作で被害の拡大が除去されるのとは違う原子力発電に内在する本質的な危険を指摘し、原子炉を運転してはならないと判決しました。極めて多数の生存にかかわる権利と経済性の問題等を並べて議論すること自体、法的には許されないこととしました。この基本的な認識は、高浜原発3、4号機の運転差しとめ仮処分の決定にも引き継がれました。
大飯原発3、4号機運転差しとめ請求に対し、福井地方裁判所は5月21日、これらの原子炉を運転してはならないとの判決を言い渡しました。
5月には福井地裁は大飯原発の運転差しとめの判決を下しました。人格権を最高の位置に置くべきものとし、国が富む、国富とは豊かな国土と、そこに国民が根をおろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると主張して、原発差しとめ判決を下しました。命が一番大切という当たり前のことが改めて正当化されたのだとうれしく思いました。